各国の法執行機関との協力体制の強化
アジア・太平洋犯罪収益還収ネットワーク(ARIN-AP)
- 韓国の検察はアジア・太平洋地域の法執行機関が犯罪収益に関する情報交換を行うために設立した国際連携ネットワーク(Asset Recovery Interagency Network-Asia Pacific)の事務局を運営しています。
- 韓国の検察は事務局として行政業務を担い、各種の会議等を主管することで犯罪収益の回収分野において常に諸外国の法執行機関との協力体制を築いています。
国際検察官協会(IAP)
- 国際検察官協会(International Association of Prosecutors)は、検察業務に関する国際協力体制の強化に向けて世界約177の国が会員として加入している国際協会です。
- 韓国の検察はIAPの会員としてIAPが主管する各種の会議等に参加し、諸外国の検察との直接的な連携を強化しています。
韓国人検察官協会(KPA)
- 韓国人検察官協会(Korean Prosecutors Association)は世界各地で活躍中の韓国人検察官同士の交流及び協力の活性化に向けて設立された国際ネットワークです。
- 韓国の検察はKPAとともに定期的にセミナーを開催するなど活発な交流を行うことで、検察業務をめぐる国際動向を把握する一方、世界中の韓国人検察官と協力し合えるチャンネルを設けています。
各国の法執行機関との直接連携
- 韓国の検察は米国、中国など26ヵ国、30の法執行機関と業務協力を行うための了解覚書(MOU)を取り交わし、捜査、裁判、刑執行において諸外国の法執行機関と直接連携できる基盤を構築しています。
- 韓国の検察は主な法執行機関とハイレベル会談、実務会議、セミナーを開催するなど継続的に交流を行うことで国際共助につながるようパートナーシップの強化に取り組んでいます。